(社)日本奇術協会主催定例公演 「Magic of MAGIC」
第12回公演レポート 日時
2006年11月8日(水)
場所  目白  シアター風姿花伝 チケット
前売り 2700円  当日 3000円 開場 18:35  終演 20:45分頃

出演(敬称略)
ドリームかずよし/荒木巴/ドリームプリン/桜井ちひろ/南海子/甘味けんじ/ぽんぽこ/アンドリュー/立川彩和子「歌」/AIRI&PINKY [Soul Dream]以上ドリーム一門 SAKURA「ドルフィンマジックカンパニー」10月には11月の出演者のみなさんが判るのでそれなりの楽しみもあり、また、ファンも出演者目当てに風姿花伝にお集まりになります。

さて、12回目のMOMはドリームかずよし一門の出演ですが、存知あげていたのは、ドリームさんと荒木巴嬢だけで、未知の出演者ばかりでしたが 1部2部と分かれてはいますが、全体が輪のように何らかのつながりで構成されていました。
クロースアップも一門の女性だし、1部のトップのSoul Dreamもダンスで始まりマジックに入ってゆく、そんな感じで歌ありトークあり、勿論 ドリームさんの「銭形平次」ありの、来年のNHKではないが。
ドリーム プリンさんの観客を引き込んでの歌謡マジック風「大奥」「衣装が打掛」で トークと、そしたら、最後は着物での、人体交換には度肝を抜かれて「へー」と言う感じ。
うまく、伝わらないが大いに笑いを交えたショーになっている。
2部 ドリームさんの青春時代と巴さんの青春をオーバラップさせた 「ドリームフォリーズ」{荒木巴のサラダ姫誕生}レビューショー形式になっていて、歌あり、ダンスあり、マジックあり、そして、 笑いあり、涙あり、本当に面白かった。
私はドリームさんがこんなに素晴らしい、芸人さんを沢山育てているとは、全然知らなかった。
本当に驚いた。
私達が運営している団体に予算があれば、絶対、招待して見たいと思った。
総勢12名の出演で間違いなく お勧めのショーが見ることが出来きる。
多分、最後のシーンでは、半分以上の観客が「ウルウル」なさったと思う。
私も久しぶりに笑って、泣いた。 或る雑誌に載っていた文章で申し訳ないが 「愛するということは、おたがいに顔をみあうことではなくて、いっしょに同じ方向を見ることだ」と。 ドリーム一門は全員、師匠を先頭に同じ方向に向かっていることを 強く感じた。
そんな、ドリーム一門の中にあって、今回風姿花伝に2回目出演の ドルフィンマジックカンパニーの「SAKURA」さんが、演技と ダンスで随所に絡み芸達者なところを見せていた。
彼女のアクトは もしかしたら「シンデレラ姫」からの発想かもしれない、靴のカラーチェンジや、ドレスチェンジがミュージカル風に仕立ててあり、テンポがよく見ごたえがある、特に最後の彼女自身が大きく浮揚する場面など 今まで、見てなかったので、断然素晴らしい見事なものに仕上がっていた。12月3日に行なわれる、「協会の70周年コンテスト」にエントリーしているとか、きっと良い結果がでる事だろう。
今夜も面白かった。
最後にドリームさんが大きな拍手の中で客席にいるお母さんを 紹介してくれました。
母親を自分のショーにお招きするなんて格好良すぎますよ、ドリームさん

だるま。